◆プレスリリース(2015.05.18)◆
<「SAKE部門」の審査とメダル、トロフィー授与について>
日本酒部門は7つのカテゴリー毎に審査員によるブラインド・テイスティングを行い、その成績によりメダル表彰(金メダル・銀メダル・銅メダル・大会推奨酒=5月13日に発表)となり、各カテゴリーの金メダル受賞酒の中からもっとも優れた銘柄に対し、今回、トロフィー受賞酒が選ばれました。
☆ 純米酒の部
トロフィー 徳島県 竃{家松浦酒造場 「ナルトタイ(基酒)水ト米」
福島トロフィー 笹正宗酒造梶@「特別純米 笹正宗」
☆ 純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部
トロフィー 福島県 ほまれ酒造
「会津ほまれ 播州産山田錦仕込 純米大吟醸酒」
福岡トロフィー 井上(名) 「三井の寿 純米大吟醸 福」
佐賀トロフィー 宗政酒造梶@「純米吟醸酒 宗政 −15」
☆ 本醸造酒の部
トロフィー 新潟県 (資)竹田酒造店 「かたふね 特別本醸造」
山形トロフィー 巨V藤酒造店 「裏・雅山流 香花」
☆ 吟醸酒・大吟醸酒の部
トロフィー 山形県 巨V藤酒造店 「九郎佐衛門 雄町」
山形トロフィー 出羽桜酒造梶@「出羽桜 桜花吟醸酒」
茨城トロフィー 愛友酒造梶@「愛友 大吟醸」
和歌山トロフィー 平和酒造梶@「紀土 大吟醸」
広島トロフィー 中国醸造梶@「一代弥山 大吟醸 雫酒」
☆ 古酒の部
トロフィー 福井県 (資)加藤吉平商店 「梵 天使のめざめ」
広島トロフィー 榎酒造(株) 「華鳩 貴醸酒 8年貯蔵」
☆ スパークリングの部
トロフィー 宮城県 活黹m蔵 「一ノ蔵 すず音 Wabi」
☆ 普通酒の部
トロフィー 福島県 夢心酒造梶@「夢心」
長野トロフィー 大雪渓酒造梶@「大雪渓 上撰」
* 各部門ともに順不同です。
<「SAKE部門」出品及び審査について>
本年のIWC日本酒部門の審査は、4月20日・21日・22日の3日間にわたって行われました。
日本酒部門審査の責任者であるサム・ハロップ(IWC)大橋健一氏(山仁酒店 社長)とサイモン・ホフストラ氏(Sake Europe ディレクター)に加えて、エントリー数の増加を受けてアカデミー・デュ・ヴァンの人気講師でもあるワインライターの楠田卓也氏を共同チェアマン4人体制となりました。また様々なバックグラグラウンドと経験を持つ日本人・非日本人の審査員構成により、例年同様に実り多い、緊張感のある審査が行われました。(審査員は計54名で審査。)
日本酒部門の最高賞として、7つのカテゴリーでもっとも優れていると評価された出品酒に「チャンピオン・サケ」が与えられます。各カテゴリーにおいてゴールドメダルを獲得した出品酒のうち、さらにそれ以上のレベルに達していると認められたものに、「トロフィー」が与えられ、さらに「トロフィー」受賞出品酒のなかから、最高賞として「チャンピオン・サケ」が与えられます。
日本酒部門で、IWCにおける日本酒の注目度、そして日本酒の多様性への関心が高まることと確信しております。
<IWCについて>
13,000銘柄を超えるワインが出品され、世界で最も影響力のあるコンペティションとして知られているIWCは、1984年に創立されました。IWCでは、最難関のワインの資格「マスター・オブ・ワイン」の称号の保有者を含め第一線で活躍する400名近いワイン専門家が審査員として参加します。
IWCのメダルを受賞することは、生産者の技能が世界的に認められまた販売促進の大きな機会となることを意味するとともに、小売業者や卸売業者にとっても受賞ワインを取り扱うことを誇りとしています。
「SAKE部門」の審査には、英国及び欧州各地より日本酒のサービス、販売等の経験が豊富な関係者が集められ、酒サムライ本部も2名の専門家を評価基準のアドバイス役も兼ねて参画しております。
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